地球暦とは?
地球暦は、太陽系を1兆分の1(10の12乗)に縮尺した時空間の「地図」。
春分からはじまる1太陽年(365日)の地球の動きを、◯の軌道で描いた暦です。
地球を含む太陽系の惑星を、日々ピンで動かし使うことで、1太陽年(365日)の地球と惑星の動きを、目に見える位置として捉えることができます。
刻々と動く自分と宇宙の関係。
太陽系における私たちの今ここ。
大いなる自然の中で生きている。
様々な視点やリズム、感覚を感じながら、地球と自分が自然とつながっていく暦、太陽系時空間地図です。
地球暦とCAMWACCA
カムワッカが地球暦と出会ったのは、2009年のこと。
考案者の杉山開知さんが、ある雑誌に寄稿していた、「Venus Transit」(金星と地球が、太陽系円周上での再接近ポイントを結んだ時に現れる五芒星)についての記事を読んで興味を持っていたところ、偶然にも友人より会ってみないか?と紹介されたのが開知さんでした。
以来、カムワッカの家のダイニングには、毎年この地球暦があり、太陽系のリズムと日々シンクロするとともに、子どもたちにとっては様々な遊びや学びの入り口になっています。
開知さんのお話をもっと聴きたい!という自分たちの想い、友人知人たちの声で、開知さんを2回ほど東京にお招きして地球暦ワークショップを開催。そういった場を通じての暦の橋渡し、自宅に遊びに来る友人で地球暦に興味を持つ方が増えていく中で、CAMWACCA STOREでもお届けさせていただくようになりました。
竹紙100ノートとは?
すくすく伸びる縁起物「竹」
日本の竹100%でつくられている日本製のノートです。
使っても贈っても幸福が広がり、使うほどに里山の保全育成と、私たちの持続可能な暮らしにつながります。
<竹林→チップ工場→製紙工場>を経て生まれる竹の紙。
手間暇とコストをかけて作るには訳があります。
かつては竹は「すくっと光に向かって伸びるので縁起が良い」と、暮らしの様々な道具(垣根や籠・籔、枕や草履など)として、とても重宝がられ使われていました。
春の味覚として親しまれながら、地盤も強くするとたくさん植えられ、暮らしのさまざまな場面に活用された竹林が、現代では放竹林として社会問題化。定期的に間伐し、資源として活用することが求められています。
紙の製造メーカーである中越パルプ工業株式会社さんの元に、工場のある鹿児島県薩摩川内市の方のお話、相談が届き、プロジェクトが立ち上がりました。そして、市民・チップ工場と三者提携して、国産竹100%の竹紙を製品化することに成功したのだそうです。
竹という繊維の強い植物からは想像できないほど滑らかな書き味で、適度な厚みがあるので裏移りもせず、鉛筆・ボールペン・水性ペン・万年筆、筆記具問わず書きやすい、そして大切なことを書き記したくなるノートです。
中越パルプ工業株式会社(竹紙100)さんとCAMWACCA
中越パルプ工業株式会社さんとの出会いは、カムワッカが立ち上がって間もない頃。
初めての企画製品「みつばちハウス」を、銀座みつばちプロジェクトさんのイベントに出展させていただいた時から始まりました。
同じくイベントに出展されていた、中越パルプ工業株式会社さんのブースで、竹紙のノートを分けていただくこと数回。その書き味や手触りに、すっかりファンになってしまった私たちは、ある回にてたまたま販売応援に入らせていただくことに。竹紙100ノートを販売する喜びに心震えました。
その後も中越パルプ工業株式会社さんと様々な場面で交流する中で、ノートをカムワッカで扱わせていただく運びに。竹紙100ノートの大ファンだった私たちは大よろこび。もともとカムワッカメンバーもノートが大好き。中でも特に好きなこのノートを、ご縁ある方へとお届けできることが本当に嬉しく、ご紹介してきました。
2021年に
マザーアース・エデュケーションの松木正さんと一緒に企画制作した「
So be it SEEDBOOK」に続き、今回、本文までオリジナルのノートを制作いただき、本当に嬉しくありがたく感じています。