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すくすく伸びる縁起物「竹」100%でできたノートです。
使っても贈っても至福が広がり、里山の保全とサステナブルな暮らしにつながります。
100円で1冊どころか数冊は手に入る時代。
しかし、このノートはもう少し価格が高いです。なぜなら、里山の保全のために、簡単ではない作り方をしているから。
だけど「このノートを一度使うとまた使いたくなる」と、リピートされる方が少なからずいらっしゃいます。
その秘密を聞いてみると・・
- 「このノートね・・」って人に話したくなる。
- 開いたときに至福感を感じる
- 作っている人たちの想いを感じて素敵だなと思う。
と「感じる」良さばかりですが、
使い心地は?
- 書き心地なめらか
- 適度な厚みで裏写りしない
- 持ち歩きやすいA5サイズ(143mm×210mm。ドット方眼。40枚)と、たっぷり使えるB5サイズ(179mm×252mm。7ミリ横罫 × 30行。30枚)の2種類
まあ、いわゆるノートとして、その性能をはるかに上回るような何かがあるわけでは・・と生産者の中越パルプさんはおっしゃっています。
が、ここ5年ほど使い続けている文具マニア視点で、抜群に書き心地がいい気がします。
竹という強い植物からは想像できないほど滑らかな書き味で、適度な厚みがあるので裏移りもせず、鉛筆・ボールペン・ペン・万年筆、筆記具問わず書きやすいです。唯一このノートの紙でいうとみつろうクレヨンはあまり向いていないかもしれない(滑りが良すぎるところ・・)
ノートの用途は?
- 大切なことを書き留める時に使います(40代男性・日本)
- 新月の祈りのノートに使っています(60代女性・カナダ/40代女性:日本)
- お土産に持ち帰ってお友達にあげたい(30代女性・アイルランド/40代女性・香港)
- ビジネスプランやライフワークのアイデアをまとめるのに使っています(40代女性・日本)
里山を育むノート
日本の放竹林:竹害→資源に変えていく
竹林→チップ工場→製紙工場 を経て生まれる竹の紙。
手間暇コストかけて作るには訳があります。
かつては「かつてはすくっと光に向かって伸びるので縁起が良い」と、暮らしの様々な道具(垣根や籠・籔、枕や草履など)としてとても重宝がられ使われていた竹。
春の味覚として親しまれ、地盤も強くするとたくさん植えられ、かつては暮らしに活用された竹林が実は社会問題になっています。
その背景には、タケノコ収穫のため竹を植えたものの、中国産の安価な水煮タケノコに押され、国産が激減したこと。そして安価に加工でき、手入れのいらないプラスチック素材の普及により、竹が暮らしの中で使われることが減ったこと。
竹の使い道が減ったがゆえに放置され、里山の雑木林を侵食して生態系に影響をしているため、竹害(ちくがい)とまで呼ばれるようになったのだとか。
今求められているのは国産資源の再活用。竹もその一つで、竹林を定期的に間伐し、資源として活用することが求められています。
工場のある地元のお話を受け立ち上がったのが紙の製造元である中越パルプ工業(株)さん。鹿児島県薩摩川内市の市民・チップ工場と三者提携して、国産竹100%の竹紙を製品化することに成功したのだそうです。
確かにお値段としては、普及しているノートの2倍〜5倍。
でもこのノートを使うこと=日本の自然を回復すること=自分たち〜何世代も先の子供達に豊かな循環する世界を残すこと。
大切なことを書きとめたり、ちょっとプレゼントするたびに歓びが広がります。
日本人と竹
竹を割ったような性格、破竹の勢い。
まっすぐに迷いなく勢いがある様子としても例えられるように、地下の茎から芽を出し、資源として使えるまでなんとわずか3年。成長が早い竹は食・住と古くから日本人の生活になくてはならない植物として重宝がられてきました。抗菌性と調湿性が高いので、生垣・竹すだれ・竹かご・ザル・お弁当箱・衣類の保管・お箸や箸置きなど暮らしの様々な場面で活用されています。
しかも光に向かってすくっと伸びていく様、強風にもしなって折れず、復元力の高い竹は、松・梅と並んで縁起の良い植物。
実際に竹のスプーンやお箸は調湿性が高くとても丈夫。ガンガン洗っても何年も使えます。
竹かごのお弁当箱は海苔で巻いたおむすびを入れていくと、べちょべちょもせずパリパリもせずちょうどいいしっとり加減でとっても美味しい。
私たち日本の暮らしのなかで使われてきた道具は日本の風土にぴったりあって、いのちの輪をつなぐ役割もあります。忙しい現在の暮らしの中では必ずしも便利なものばかりではないのですが、今できること、使えるものからもう一度見直して行ってもいいように感じています。
竹紙100ノートの種類
カムワッカで取り扱っている竹紙100ノートは8種類。表紙デザインも豊富で持ち歩きやすいA5サイズ(143mm×210mm。ドット方眼。40枚)と、たっぷり使える大学ノートB5サイズ(179mm×252mm。7ミリ横罫 × 30行。30枚)です。
まず紙が2種類。竹の色をそのまま活かした「ナチュラル」と、白くさらした「ホワイト」があります。
A5サイズ ナチュラル(ドット方眼。40枚)
A5サイズ ホワイト(ドット方眼。40枚)
B5サイズの中面(7ミリ横罫 × 30行。30枚)
EN COMPASS NOTEBOOKの中面(ドット方眼(左)と円(右)。40枚)
そして、表紙は、
・クラシカルなデザインで、どんなシーンでも使える「クラッシク」
さらに、絵本作家むらかみひとみさんの版画作品を表紙にした
・里山をイメージした「うり坊」
・竹が大好きな、かわいらしい「パンダ」
・生命の種が芽吹く「SEEDBOOK」(カムワッカオリジナル)
・HELIO COMPASS(地球暦)と共同デザインした「EN COMPASS」
の5種類があります。
表紙デザイン:クラシック(A5サイズ)
表紙デザイン:うり坊(A5サイズ)
表紙デザイン:パンダ(A5サイズ)
表紙デザイン:カムワッカオリジナル:SEEDBOOK(A5サイズ)
表紙デザイン:EN COMPASS NOTEBOOK(A5サイズ)
A5サイズ・B5サイズ比較
どれも持っていて素敵な、周りの人に見せたくなるノート。
是非、このノートをきっかけに、自分たちの住む日本・地球の自然について、お友達と思いを馳せてもらうキッカケになってくださったなら、嬉しいです。