想像を超える自分に出会う<松木正>スウェットロッジ・セレモニー『スカウティング “モモ”』プログラム @TAO 長南(千葉) 特別ご優待価格

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33,000円(税込)

定価 44,000円(税込)

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2023年3月26日(日)- 27日(月)
@TAO 長南(千葉)


<想像を超える自分に出会う>
スウェットロッジ・セレモニー
生まれ直し通過儀礼
『スカウティング “モモ”』
プログラム


生きる次元が変わるフロー体験を
【社会との関係を築く若者たち】へ

いのちに根ざした
「自己決定力」と「人間関係力」を育む

『スカウティング “モモ”』
松木正【ティーンズ】プログラム
自然体験&フロー体験学習


*フロー
時を忘れ、対象に集中し活性化している精神状態
心理学者チクセントミハイ提唱


目に見えない・見えにくい
様々なシグナルを見出し、触れて
自然の力を体得していく

自然体験プロジェクトで起きてくる
内面の動きに心を寄せて
自分らしく変化していく

(*)スウェットロッジ・セレモニーとは?



ネイティブ・アメリカン(ラコタ族)に伝わる7つの儀式のうち、最も古い儀式と伝えられ、「生まれ直し【子宮回帰】の儀式」と呼ばれています。ドームの真っ暗な空間の中心に、真っ赤に焼かれた溶岩石が運び込まれ、そこに水が掛けられると、蒸気がドーム内に広がります。その中で大いなる存在に祈りを届ける儀式です。



<誕生(創造)のプロセスを追体験する>

私たちは生まれてくる時に、大変な痛みを伴って母体(子宮)から産まれ出てきます。その時、母親が感じる痛みは、「男性が経験すると気絶する」とか「手指を切断するほどの痛み」というほどの痛み。同様に、赤ちゃんも、暗闇から外に押し出される痛みの中で、それまで一体であった母体から分離して誕生します。この時の体験がバーストラウマとなって、分離不安の元となるとも言われています。

あえて、このような、誕生(創造)のプロセスを追体験するということには、どのような意義があるのでしょうか?

私たちは、日々、さまざまな問題や課題に出会い、それらと取り組みながら暮らしています。時には、乗り越えられないほどの苦しみに直面したり、思い挫けて挫折してしまうこともあります。子どもたちには、そんな体験をしてほしくない、どんなことも乗り越えていってほしい、誰しもそのように願うことでしょう。

だからこそ、私たちは、この世に産まれ出てくるときに、最も痛みを伴うという創造のプロセスを経て、誕生してくるのではないでしょうか? 逆説的ですが、誕生の際に、創造のプロセスを体験している私たちは、生まれながれにして人生で一番の痛みや不安をすでに体験しているのです。人生において出会うであろう様々な局面に働く創造のプロセスを、誕生の際に、極めて象徴的に体験するということは、何という神なる計らいだろうという思いが湧いてきます。

スウェットロッジ・セレモニーでは、想像を超えた蒸気による暑さ(痛み)の中で、母なる大地とのつながりを取り戻し、祈りの言葉を送ります。想像を超えた暑さだからこそ、思考や想像を超えた創造のプロセスが働き、自分の本質的な願いや思いがけない祈りが生まれ出てきます。






<死と再生>

子ども時代からおとな時代への移行時代である10代。毎日が、昨日までの自分と訣別し、新しい自分と出会う日々、と言っても言い過ぎではないかもしれません。あの頃の自分は、気づいたら「そんなことあったっけ?」と忘れ去られていきます。そして、社会に出ていく準備を進めていきます。人によっては、社会に適応するように、人によっては、社会にあえて不適応になるように、と。

そのような時に、スウェットロッジ・セレモニーという大掛かりな儀式に立ち会うことは、「さようなら」していく自分に別れを告げ、感謝を送る機会になります。場合によっては、「いや、別れるのではなくて、一緒に連れていくんだ」ということもあるかもしれません。

別れるものと、大事にし直すものと、出会い直し、新たな自分に産まれ直す「死と再生」の儀式の経験は、光陰矢の如くにして変化し続けていく10代の子らにとって、きっと、変化していく中で、変化しないものと出会い、また、自分らしくいながらにして変化していく、ということを象徴的に体験する機会になってくれることでしょう。






<兄弟姉妹である仲間との体験>

プログラム中、スウェットロッジ・セレモニーという祈りの場に向けて、仲間との対話やアクティビティを通じて、自分の内なる心の働きを感じ、自分とのつながりを思い出していきます。仲間が鏡になってくれるからこそ、自分という存在を知ることができ、思いがけない心の働きを感じることができます。そして、その仲間たちと、想像を超える体験の中で、生まれてくる祈りの言葉を共にする、ということは、世界に発する種火を共に起こすということでもあります。

人との出会いは、人生を動かす起点となります。その出会いは、どのような場面で、どのような体験をし、どのような言葉を交わすか、によって、大きく異なるものになるでしょう。 時には助け、時には助けられ、時には競い合い、時にはただただ見守ってもらうという人との関わりの中で、人は変化し、成長していきます。その変化、成長は、人との出会いによって化学反応が起こり、更なる変化を遂げます。

想像を超える体験を共にし、祈りの場を共有する仲間は、新しく産まれ直す体験を共にする兄弟姉妹です。人生の中で、ほんのひとときを共にする仲間かもしれませんが、純粋に発する仲間の祈りの言葉または言葉にならない音やエネルギーは、互いに影響し合い、永続的に響き合うと言っても過言ではありません。





<セルフを超えたセルフとの出会い>

『スカウティング “モモ”』は、いのちに根ざした「自己決定力」と「人間関係力」を育むことを意図しています。
今回のスウェットロッジ・セレモニーを中心としたプログラムは、「想像を超える自分に出会う」をテーマに、これまでの自分と新しい自分とが出会い、統合し直すことを狙いとしています。セルフを超えたセルフとの出会いによって、より力強い「自己決定力」そして「人間関係力」が育まれることを願っています。





『スカウティング “モモ”』
プログラム趣旨



スカウト4つの力
「スカウティングとは?」



スカウト4つの力「スカウティングとは?」動画 (13:16) フルバージョンをお届けいたします。
こちらをクリックしご登録ください!


●自然の働きを読み解き、自ら選択し、決定するための「スカウト」

スカウト」ときいたら、何を思い浮かべますか?

プロスポーツ選手や芸能関係者のスカウトを思い浮かべるかもしれません。
日本では、スカウトというと、このような人材の勧誘に使われることが多いです。

もしかしたら、ボーイスカウト・ガールスカウト・カブスカウトはきいたことがあっても、スカウトという言葉とは結びついていないかもしれません。実は世界的な教育運動としてのスカウト・スカウティングという言葉があります。

元々、スカウトには「探し出す」や「見つけ出す」の意味があり、偵察する者、斥候を、スカウトと呼びます。

スカウトたちが、様々なサインを見出し、追跡して、観察推理していくスカウティングという方法を、自然体験・サバイバル体験などを通じて、肉体的・精神的に学び、それぞれに歩む道を、自発的に、自らの力で解明し、拓いていくやり方・あり方を体得していくことを、スカウト運動は意図しています。

また、インディアン(ネイティブ・アメリカン)には、古来より、スカウトと呼ばれる人たちがいました。自分がスカウトであるということを明かすことなく、愛する者たち、部族を守ることに尽くす存在のスカウト。自然の中で生きる術を身につけ、自然に溶け込み、自らの存在を消し、必要に応じて他部族の中に入り込んで、部族に必要な情報を持ち帰るという。そのためには、サバイバルの力に加えて、アウェアネスの力、自然を深く認識し、鋭く意識、知覚する力、一目で、はるか遠くまで、すべてを観察し把握する力が求められると言います。



現代の都市生活を生きる私たちにとって、都市生活を、自然の視点から見直し、そこに働いている、自然の力を感じとる感性を、私たちが本来持っているスカウティング力を、取り戻していくことは今改めて重要です。

なぜなら、都市生活・デジタル生活がネイティブになっている現代人にとって、特に子どもたちにとって、自然の働きを、体感的に感じ取り、経験し、活かせるようになることは、都市生活・デジタル生活の土台となっている、目に見えにくい・見えない自然の働きを体得していくことであり、単に都市生活の利用者になっていくのか、自然の働きに即した新しい生活様式を自ら作り出していくようになるのかの、根本的な違いをもたらすことになるからです。

この土台となる、目に見えない自然の働きを感知し、活用していく力は、いのちに根ざした暮らし・生活を生み出していくために必須なことです。

そして、この時、求められることが、人との関わりです。

『会話の時に自分のことを「ーーこういう自分がいるって自覚できてるよ」って言ってたことがあって。モモを経て少し変化しているのかなあと思って接しています。』



●「自己決定」を促し、「人間関係」を育む「きいて・いる」人

私たちが何事かをしようという時、人との関わりで起きてくる様々なことと、どのように向き合い、どのように乗り越えていくのか、この時に、鍵となり、極めて重要な働きをするのが「きいて・いる」人の存在だ、と松木さんはおっしゃます。

人との関わりの中で、目に見えない水面下では何が動いているのか、内面では何が起こっているのか。「きいて・いる」人の存在は、ここを大事に扱い、振り返りを働きかけ、気づきをもたらし、変化・変容を促していきます。

このプログラム名の“モモ”は、ミヒャエル・エンデの小説から拝借し、「きいて・いる」人のモデルとして、人との関わり方・あり方のモデルとして、掲げています。

・・・

モモに話をきいてもらっていると、どうしてよいかわからずに思いまよっていた人は、急にじぶんの意志がはっきりしてきます。ひっこみ思案の人には、きゅうに目のまえがひらけ、勇気が出てきます。不幸な人、なやみのある人には、希望とあかるさがわいてきます。



モモがそういう考えを引き出すようなことを言ったり質問したりした、というわけではないのです。彼女はただじっとすわって、注意ぶかくきいているだけです。その大きな黒い目は、あいてをじっと見つめています。するとあいてには、じぶんのどこにそんなものがひそんでいたかとおどろくような考えが、すうっとうかびあがってくるのです。

・・・

『多感な年頃でおとな批判、おとな不信の日々の中、今回参加させていただき、自分を受け入れて話を聞いてくれるおとながいるということが嬉しかったようです。』



●人間の幸福に重要な「自己決定」と「人間関係」

人間の幸福に重要な要素として、「自己決定」と「人間関係」の二つは大きな要素を占めています。スカウティング“モモ”は、この「自己決定」を促し、「人間関係」を豊かに育んでいきます。

そのために「そんなこと絶対無理!」「やれっこないよ」「私には自信がない」「怖いし、どうしたらいいかわからない」という発言が飛び出すようなアクティビティに取り組みます。普段やったこともないし、通常の意識では、当然そう思えることなので、無理もないことかもしれません。

そのような場面における人との関わりで、内面で何が起こっているのかというプロセスを大事に扱い、そこでの気づきや学びが、これまで通りの選択から、より自分らしくいられるような新しい選択を選ぶことを促し、仲間で支え合い、変化・変容していくようなあり方を、体験的に学んでいきます。



自然の中で困難なプロジェクトに向き合う時、いろんな感情や気持ち、心の変化が起きます。

・伝えたいけど言い淀んでしまう気持ち
・どう表現したらいいかわからない暴れるような感情
・言葉にならずに身体で感じている何か

そのような「今ここ」で感じている感情、気持ちを共に感じながら、丁寧で微細に寄り添っていくと、子どもたちは徐々にその感覚世界に入りフロー状態になっていきます。

すると、子どもたちからびっくりするような、あっと驚く言葉や表情、アイデアが出てきます。

そして、化学反応が起きるように、子どもたちの中で何かが起こり、まるで魔法ような、ちょっと常識的には考えられないような体験が生まれてくるのです。


スカウティング “モモ”は、このように、世界の幸福にとって重要な、いのちに根ざした自己決定力」と「人間関係力」を育むことを意図し、企画しているプログラムです。


『苦手なプログラム、活動について愚痴を言うことも正直ありました。ただ本人は自覚してないと思いますが、2泊3日の様子を色々話してくれている中で、苦手なことも経験したり、初めての方達とも一緒に過ごしたことでたくましくなったように感じています。』


スカウティング “モモ” 「過去は変わる」




松木さんは、YMCAでキャンプカウンセラーとして奉職後、アメリカに渡り、環境教育の現場で働く中で、ネイティブ・アメリカンのラコタ族と出会い、30年の長きにわたり、ラコタ族と生活を、そして、セレモニーを共にするようになりました。また、19歳の時に「うつ」で床に伏すようになったところを、カウンセラーに話をきいてもらうことで回復していった体験を通じて、自身もカウンセラーになっていらっしゃいます。そして、様々な学校・教育機関に関わり、学校やクラスの立て直し、新しい文化・風土の創造に貢献してきていらっしゃいます。

ネイティブ・アメリカン部族の長老やシャーマン、グランパたちが、次世代に知恵を伝承していったように、スカウティング “モモ”は、松木さんご自身の人生を結晶化し、次世代にその知恵を伝えていくプログラムとなっていくことでしょう。

*スカウティング “モモ”はサマーキャンププログラム夏合宿、1Dayプログラム等にて取り組んでいます。





 

スカウティング “モモ” 「なぜ反抗期は来るのか」




松木正さんプロフィール

講師:松木正

京都府伏見生まれ。
大学在学中、自身がうつ病を克服していく過程でカウンセラーと出会い、教育の現場にカウンセリングの手法を用いることの可能性を探り始める。
YMCA職員などを経て環境教育を学ぶために渡米。全米各地で環境教育のインストラクターをする中でアメリカ先住民の自然観・宇宙観・生き方、またそれらをささえる儀式や神話に強く引かれ、サウスダコタ州シャイアン居留区に移り住みスー・インディアン(ラコタ族)の子どもたちの教育とコミュニティ活動をしながら伝統を学ぶ。 現在、神戸で「マザーアース・エデュケーション」を主宰し、キャンプの企画や指導、企業研修、学校での人間関係トレーニング、また保護者に向けてのワークショップ、子育て講座、アメリカ先住民の知恵を前面に打ち出したキャンプの企画と指導、神話の語り、教育的意図をもった企画講座、個人カウンセリングなど、幅広く活動している。
※松木正さんの個人カウンセリングセッションの詳細は、「こちらのページ(クリック)」の下部を御覧ください。
著書に、ロングセラーとなった『自分を信じて生きる』(小学館)『あるがままの自分をいきていく インディアンの教え』(大和書房)がある。




基本情報

●とき
2023年3月26日(日)- 27日(月)

集合:26日(日)
 10:00 JR茂原駅 集合 (電車の方)
 10:30 TAO 長南 現地集合 (車の方)
 11:00(スタート)

解散:27日(月)
 15:00(終了)
 15:30 TAO 長南 現地解散 (車の方)
 16:00 JR茂原駅 解散 (電車の方)
※プログラムの進行状況によって時間の変更にご協力頂くこともあるかと思いますので、予めご了承ください。

●ところ
TAO 長南(ただいまとおかえりの国)
千葉県長生郡長南町長南2159-5
(google Mapにて千の葉学園と表示されます)

●定員
・12名
*対象年齢:中学生、高校生、大学生など

●参加費(要事前申込)
・44,000円(税込)
・お二人目から家族参加38,000円(税込)
→特別ご優待価格33,000円(税込)
*宿泊費含みます。
・お申し込み〆切【3/22(水)】です!

●持ち物(記名お願いします!)
・筆記用具・ノート
・お弁当(初日ランチを持参ください。)
・水筒(屋外用)
・マイコップ(屋内用)
・寝袋(冬用が望ましいです)
・動きやすく、汚れても大丈夫な服装
・運動靴や登山靴(汚れてもいい動きやすい靴)
・サンダル
・水着(金物のない水着推奨<男子>スウェットロッジセレモニーにて着用します)
・ワンピース(袖あり推奨<女子>スウェットロッジセレモニーにて着用します)
・着替え(雨や汗でぬれたときのために。靴下や下着も多めに)
・軍手(綿100%)
・懐中電灯(頭につけるヘッドランプが便利です。※必需品)
・カッパ上下(下がズボンになっているもの。※必需品 百均のものは不可!丈夫なセパレート式カッパ)
・長靴(雨天時に活躍します)
・帽子(雨天時に活躍します)
・防寒服(フリースなど)
・スポーツタオルや手拭い
・バスタオル
・歯ブラシ等
・寝巻き・パジャマ等
・ティッシュ
・虫除け
・虫刺され薬
・その他常備薬など必要に応じて
・大きめのビニール袋(濡れた服などを入れる)
*雨天決行です。必ず雨具・着替えをご用意ください。
*天候によっては冷え込むこともございます。必ずフリース等温かい服装をご用意ください。

●キャンセルポリシー
・5日前以上:無料
・4日前-前日:50%
・当日:100%
*コロナ感染予防に関する場合についてはキャンセル料金をいただきません。
*返金にかかる手数料はご負担いただきます。




●申込方法

お申し込みの方は、下記を参考にチケット購入(申込完了メールがチケットになります)をお願い致します。
※お支払で「銀行振込」を選択されたお客様は、入金確認後、申込完了メールをお送り致します。


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後日、カムワッカの事務局より、申込完了メールを差し上げます。
そのメールがチケットとなりますので、削除せずお持ち下さい。(プリントアウトおよび携帯のメール画面)
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松木正さんとご一緒に皆様にお会いできる機会を、スタッフ一同とても楽しみにしております。

     CAMWACCA事務局






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代引金額 代引手数料(税込)
1万円以下 330円
3万円以下 440円
10万円以下 660円
30万円以下 1,100円
50万円以下 2,200円
100万円以下 3,300円
100万円を超える場合 4,400円